企業にとって、取り扱う商品・サービスの知名度向上は重要な課題です。
販売中の商品はもちろん、販売前商品・新しいプロジェクトを成功させる為にも、プロモーション活動が絶対に必要になります。
その手法は『広告』や『展示会・セミナー』などがありますが、すべてを効果的に運用することは難しいのが現実です。

例えば広告。某大手新聞の朝刊なら、横25mm×縦40mm程度の広告が25万円から。Yahoo!!のインターネット広告は枠掲載型が1週間で200万円。
そして展示会はといえば、東京ビックサイトで行われる大規模な展示会のブース出展料金は1小間約35万円から。そこにブースデザインや設営費なども含めると100万円超えは当たり前です。

ここに挙げたものはほんの一部ですが、短期間に大量接触を期待する大がかりなプロモーションにはそれなりの予算が必要となります。

広報担当者は継続的に低価格で運用できる事を望みますが、そのニーズに応じた手法を探すのは困難です。
プロモーション活動がたとえ一時的なものであっても、投じた予算に見合った効果的なもので無ければいけません。

代表的なプロモーション手法に巨費を投じることで得られる効果は確かに大きいのでしょう。しかし、少ない予算しか確保できない場合はどうすればいいのでしょうか?


 

低予算でもできるノベルティを使ったプロモーション活動

少ない予算しか確保できない場合によく用いられるのがノベルティ(宣伝目的で無料配布する記念品)です。

新聞広告などとは違い、自らターゲットを選定し人足を出す必要がありますが、かなりの低予算でプロモーション活動が可能となります。
例えば、貰えば何かと使えるボールペン。こちらは1つあたり60円程度と低価格。
ターゲットを1,000人と絞って行う場合、その費用は60,000円に収まります。

ノベルティは低価格という魅力もありますが、手に取ってもらえさえすれば確実に広告として機能することが最大の特徴です。

しかし、ここで注意しなければいけないのが、『継続的に活動できるか?』という点です。
例えばひと月に何度もこうした活動をするならば、その費用は大きく膨れ上がります。活動スパンをタイトにすればするほどそれは大きくなり、本来の『低予算で運用できる』というメリットを失います。

精力的にプロモーション活動をする企業、その担当者の悩みは尽きません。

 

自分で作れるもので活動する

ノベルティによるプロモーション活動を精力的に行っていこうと考えているのであれば、そのノベルティは自作(内製)するべきです。
そうすることで年間のプロモーション活動費用は大きく削減できます。

また、ノベルティは相手にとって魅力的なものでなければいけません。
したがって、自作(内製)するにしてもその品質は高品質であることが求められます。
では、自作可能かつ高品質を維持できるノベルティとは何でしょうか?

 

それは、缶バッジです。

例えば、缶バッジ1,000個分のパーツとマシンやカッターなどの機材がセットになったスターターキット『セーブバリューセット57MM (ノーマルカッター / Z安全ピン) 69,215円(税別)』の場合、缶バッジ1個当たりのコストは単純計算で69.2円¹です。
しかし、次回以降はパーツのみ補充して缶バッジを作成するので、さらに1,000個製作する為に『57MM Z安全ピンパーツセット 17,800円(税別)』を購入したならば、缶バッジ1個当たりのパーツコストは17.8円¹と大幅に下がります。

驚くほどの低価格。これが缶バッジの大きな魅力のひとつです。

 

小さな企業や立ち上げたばかりのスタートアッププロジェクトでは、ターゲットを少数に絞り、切り替えながら運用する長期的なプロモーション活動が必要になります。
そうしたニーズに応える手段として、缶バッジを自作(内製)して行うプロモーション活動は、すでに多くの企業が実践しています。

プロモーション活動は企業の未来を創る非常に重要な活動です。
だからこそ、プロモーション活動に巨費を投じる事が出来ない場合でも、その活動をあきらめることができない以上は、少しでも安く効果的な手段を選び取る必要があるのです。

 


※¹ 2018年8月時点の販売価格です。