印刷業界におけるデジタル印刷機の隆興は、需要に応じて必要な分だけ生産するオンデマンド印刷を可能にし、内容の修正を容易にすると共にこれまでの納期を大幅に短縮する事が出来るようになりました。
『近年は、オンデマンド印刷に注力しておりまして…』こういった事をおっしゃられる印刷事業者様は多いです。
昨今、印刷業界においてオンデマンド印刷への注力は当然の流れと言えるでしょう。
缶バッジビジネスを始める経緯
近年、印刷事業者からの缶バッジに関するお問い合わせが非常に多くなっています。
そのほとんどが、これまでの印刷ビジネスにプラスして缶バッジビジネスの内製化を検討されての事です。
これまでのお問い合わせでは、概ね以下の様な経緯でした。
- 顧客から缶バッジデザインの印刷を依頼されていたが、そのビジネスの話を聞いて参入を検討している。
- すでに缶バッジ製作を請け負ってはいたが、デザインの印刷までは自社で行い、実際の缶バッジ製作は外注していた。
- 自社のオンデマンド印刷の技術を活かし、新たな販促ビジネスの一環としてスタートさせたい。
どれも納得の経緯です。
これまでのような事業形態では利益が出にくくなっているのが印刷業界です。
薄利多売が続いていては会社の体力は底をつきます。
これまでの事業形態にしがみつくのではなく、自社の強みを活かした新事業であればその勝算は十分にあります。
缶バッジビジネスを印刷事業者にオススメしたい理由
缶バッジの品質を左右するものは、主に『美しい印刷』と『缶バッジの仕上がり』です。
デザインやパッケージングなどの戦略での工夫も可能ですが、基本的にこの二つをしっかりおさえる事ができれば、その缶バッジを最高品質で作り上げることができるでしょう。
『缶バッジの仕上がり』は缶バッジマシン本体の能力に左右されます。
これは当社のプロ仕様缶バッジマシン、もしくは自動缶バッジマシンをお使いいただければ問題ないでしょう。
プロの業者にも支持されるこのマシンなら圧倒的なクオリティーの缶バッジが製作できます。
缶バッジマシンの操作方法は説明が不要に感じる程簡単で、力もいらず女性1人でも難なく取り扱いが可能です。
また、メンテナンス・修理サポートはしっかりと行なっており、保証もついてますので安心して運用できます。
こうした理由から、缶バッジマシンの導入自体のハードルは非常に低いと言えるでしょう。
一方で、『美しい印刷』には高価な設備を導入した印刷環境が必要になります。
缶バッジの価値はそのデザインで決まりますから、それを綺麗にプリントできるかどうかは非常に重要なポイントになります。
もちろん、昨今の家庭用プリンターも高性能なものが増えており、それである程度のクオリティーは実現できますが、やはり専門の機器を使った方が良いのは確かです。
そして、それをクリアできる環境を印刷事業者はすでに持っています。
築き上げてきたノウハウと優れた印刷技術は、缶バッジビジネスをする全ての事業者にとって妬ましいもので、その存在は脅威になるでしょう。
初期投資も決して高価ではありません。
まずは、安価な手動の缶バッジマシンから導入してみるのが良いでしょう。
こちらでも1時間あたり約150~300個程の製作が可能です。
そして、自動バッジマシンならば1時間に最大約1,000個程の缶バッジを製作できます。
パーツコストも他のノベルティグッズに比べ安価で、相場通りでも十分な利益を見込めますし、デザインやバックパーツの種類で付加価値をつければさらに上乗せすることもできるでしょう。
印刷を外注に出す必要のない環境だからこそ、クライアントからのシビアな納期にも対応ができます。これは印刷事業者だからこそ可能な事です。
今ある設備と人員で、すぐに缶バッジビジネスがスタートできるというハードルの低さは魅力的ですよね?
新規ビジネス発起の流れ
よくよく考えればこれは自然な流れです。
現代において自社技術を自社商品のみで将来まで健全な経営ができる企業は多くはないでしょう。
豊田自動織機が織機製作における技術を駆使して自動車作りを始めたことが今のTOYOTAであるように、印刷事業者にかかわらず自前の得意分野を活かす為にこれまでにないジャンルに挑戦することは多くの企業にとって当たり前となっています。
オンデマンド印刷なら缶バッジ。
印刷事業者なら缶バッジビジネスのスタート段階ですでに有力な缶バッジ業者なのです。