
イベントの成功は、魅力的なコンテンツの存在だけでなく、集客力にかかっているといっても過言ではありません。どれほど質の高いプログラムを用意しても、ターゲットとなる参加者が十分に集まらなければ、その真価を発揮することは難しいでしょう。しかし、効果的な集客戦略に頭を悩ませるイベント主催者は少なくありません。本記事では、イベント主催者が集客で直面する課題から、成功のための事前準備、実践的なアイデアまでをくわしく解説します。
イベント集客における課題
ターゲット層への適切なリーチ
集客の成功には、適切なターゲット層に情報を確実に届けることが不可欠です。しかし、告知手段にはSNS、広告、メールマーケティングなどさまざまな選択肢があります。適切な方法を選定できなかった場合には、真に関心のある層に情報を届けられず、集客が伸び悩む可能性があります。
参加意欲を高める工夫の不足
イベントの魅力や価値が十分に伝わらない場合、ターゲットが興味を持っても、実際の申し込みにつながらないことがあります。複雑な申し込み手続きや不便な開催日時の設定は、参加へのハードルを不必要に高めてしまいます。
イベント集客のための効果的な事前準備
効果的な集客は、綿密な計画と準備から始まります。
明確な目標設定
集客戦略の第一歩は、具体的な目標設定です。「参加者数」という量的な目標だけでなく、参加者の質、参加満足度、収益といったイベントの目的に合った複数の指標を設定しましょう。「来場者を20%増加させ、来場者アンケートの満足度を90%以上にする」といった具体的な数値目標があると、集客活動の方向性が明確になります。
ターゲット層の分析
「どのような参加者を集めたいのか」を明確にし、その層の特性(年齢、職業、興味関心など)を詳細に分析します。また、顧客ステータス(潜在顧客、見込み顧客、新規顧客、既存顧客)も考慮に入れることで、各層に響くメッセージが見えてきます。ターゲットを明確にすることで、適切な企画内容や訴求メッセージ、効果的な集客チャネルの選定がスムーズになります。
魅力的なイベント内容の設計
参加者が参加する価値があると感じられる魅力的なイベントを設計しましょう。講演者・出演者の選定、プログラム構成や会場設定、参加特典など、ターゲットのニーズや課題に直接応える内容を心がけます。競合イベントとの差別化ポイントを明確にすることも重要です。
イベント特性に合わせた開催日時の設定
ターゲット層が参加しやすい日時を選定することも大切です。平日開催と週末開催、昼間と夕方以降など、ターゲット層の生活パターンを考慮した時間帯を選びましょう。例えば、ビジネスパーソン向けイベントなら平日ランチタイムや業務終了後、ファミリー向けイベントなら週末午前中といった日時の設定が必要でしょう。繁忙期・閑散期といった季節要因や競合イベント、交通アクセスの良さなども考慮することも欠かせません。
ターゲット分析に基づく集客チャネルの選定
ターゲット層に効果的にリーチするためのチャネル選定も重要です。SNSやメールマーケティング、Web広告、オフライン媒体など、ターゲットの情報収集行動に合わせたチャネルを選びましょう。各チャネル用のバナー、チラシ、メール文面などクリエイティブの準備や、申し込み・登録ページの設計・テストも忘れずに行います。
特に、申し込みページは、使いやすさと訴求力を兼ね備えたものにしましょう。興味や関心を実際の行動に転換する重要な役割を果たすためです。
効果的なイベント集客のアイデア5選
具体的な集客のアイデアを紹介します。
1.早期申し込み・先行予約特典の活用
早期の行動を促進するための特典提供は、参加・来場への強い動機付けになります。事前申し込み制のイベントでは早期申し込み者に、予約不要のイベントでは先行告知期間中の情報登録者などを対象に限定ノベルティを用意するといいでしょう。ノベルティは、当日の来場特典としても活用できます。
ターゲット層の興味・関心に合わせたオリジナルグッズの提供は、参加意欲を高める特に強力な方法といえます。例えば、業界カンファレンスであれば実用的なデジタルガジェット、ファンイベントならキャラクターグッズなど、ターゲット層が「欲しい」と思えるアイテムを選定します。「先着〇〇名様」というメッセージを加えることも効果的です。
オリジナルノベルティや来場特典については、以下の記事でくわしく解説しています。
>> 効果的なオリジナルノベルティ製作のために知っておくべきポイントとは? <<
>> 来場特典とは? 基本知識からアイテム選びや関連情報を解説 <<
2.紹介プログラムの実施
既存の来場予定者や過去の来場者を通じて新たな来場者を集める紹介プログラムは、信頼性の高い集客方法です。友人・同僚を紹介した人と紹介された人の双方に特典を提供するプログラムを設計しましょう。例えば、紹介者には次回イベントの割引や優先入場権、被紹介者には特別エリアへのアクセスや限定グッズなど、双方にメリットがある特典を付与すると効果的です。紹介のハードルを下げるため、簡単に共有できるリンクや専用コードを用意するといいでしょう。これは、SNSでの拡散促進にもつながります。
3.SNSを活用したユーザー参加型キャンペーン
SNSを活用して参加者自身が集客に貢献する仕組みを作ります。専用ハッシュタグの設定、フォト投稿コンテスト、参加理由を投稿するキャンペーンなど、ユーザーが自ら情報を拡散したくなる企画を実施しましょう。投稿者には抽選でプレゼントや特典を提供することで、参加意欲を高めます。SNSの活用は、参加者のネットワークを通じて、従来のマーケティングでは届かなかった層にもリーチできる可能性があります。
4.イベント内容の先行公開
イベント本編の一部を先行公開することは、参加者の関心を駆り立てる効果的な集客方法です。例えば、出演者・展示物を紹介する映像、舞台裏ドキュメンタリーなどを、イベント告知開始から本番までの間に少しずつ公開します。このような先行体験コンテンツは、潜在的な参加者の関心を徐々に高め、「実際に見てみたい」という欲求を刺激します。また、定期的な情報発信はイベント認知の接点を増やし、顧客の興味が薄れるのを防ぐ効果もあります。
5.リマインドメールの工夫
申し込み検討者や参加希望者に対して、デザインや文面、件名を工夫をしたリマインドメールを送ることで、申し込みや参加率を向上させます。例えば、「イベントまであと1カ月」「あと2週間」というカウントダウン形式のメールに、新しい情報(追加された出演者、当日のタイムスケジュール、会場アクセス情報など)を都度盛り込みます。
申し込みフォームを開いたが完了しなかったユーザーに対する申し込み中断をフォローする施策も効果的です。
emoji_objects イベント集客は周到な事前準備と参加意欲を高める工夫が必要
イベント集客は、入念な事前準備と参加意欲を高める工夫の両方に取り組む必要があります。入念なターゲット分析に基づく戦略的な準備があってこそ、集客施策の効果を最大限に高められます。
本記事で紹介したイベント集客のアイデアのなかでも、ノベルティは、申し込みや来場の意欲を高める特典として、幅広く展開できる方法です。イベントのロゴやキャラクターをあしらった缶バッジは、コストを抑えつつ記念品としての価値があり、参加者の満足度向上にもつながりやすいアイテムです。
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